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夜景スポット

氷柱白糸イルミネーション

四季を通じて多くの観光客が訪れる軽井沢町で、年に一度開催される冬期イベント。冬の魅力を再現するべく駐車場にて15年前より氷柱を制作し、3年前から観光客に対する真冬の贈り物としてイルミネーションを実施。軽井沢の冬の風物詩として定着しつつある。

スポットデータ

名称: 氷柱白糸イルミネーション(ひょうちゅうしらいとイルミネーション)
場所: 長野県佐久郡軽井沢町
アクセス: 電車:JR軽井沢駅から車で約20分

四季を通じて多くの観光客が訪れる軽井沢町で、年に一度開催される冬期イベント。大小数百の滝が流れ落ち、絹糸をたらしているように優しく女性的な美しさと3方への水のアーチが「天下の名瀑」として高い人気を誇る白糸の滝。これら冬の魅力を再現するべく駐車場にて15年前より氷柱を制作し、3年前から観光客に対する真冬の贈り物としてイルミネーションを実施。軽井沢の冬の風物詩として定着しつつある。同イベントは軽井沢唯一の一般有料道路を経営する株式会社白糸ハイランドウェイが運営している。開催場所は上信越国立公園内であるため、環境省へ自然公園法に基づく手続きを経て実施。全国に数あるイルミネーションの中でも、溢れる自然を最大限に活かしたイベントのひとつだろう。その美しさは去ることながら、特徴的であるのが製作手法だ。駐車場に特別設置されたネットに 白糸の滝からくみ上げた流水を吹き掛けて氷壁(アイスフォール)を製作。氷壁は軽井沢の中でも特に冷え込みが厳しい分、氷柱の透明度があり日中でも青々と輝く。出来上がった氷壁に対して滝をイメージした14,000球のLED電飾を施すことで、高さ7m、幅60mの氷壁のイルミネーションが完成する。環境にも配慮し、初年度はイルミネーションを太陽光発電50%、翌年は太陽光100%で実施。さらに電気自動車からの電源供給や滝の流水を利用したマイクロ水力発電による電源供給を目指すなど 最先端をゆくエコイルミネーションを実現に導いている。開催時間は野生動物等へ配慮した3時間。自然と人工的な灯りが新たな共存を目指した先進的なイルミネーションとても注目すべき存在だ。

URL:http://www.karuizawa-shw.com