MARUMARU MOTOO

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出版

写真集「夜光列車」

  • 時期:2012年12月28日
  • お客様:光村推古書院
ようこそ、ロマンティックな「ヨルテツ」の世界へ。写真集「夜光列車」(光村推古書院)から発売!夜景評論家・丸々もとお、夜景フォトグラファー・丸田あつしの二人による最新写真集。 「東海道夜景五十三次」(エンターブレイン)、「夜城」(世界文化社)に続く、情緒夜景シーリーズ第三弾。夜の鉄道をテーマにした完全撮り下し。

夜景評論家20周年、本書で40冊という節目を迎え、遠い過去の記憶となっていた電車好きも蘇ってきた。夜景と電車。その競演をぜひ実現したい。その思いの結晶である(丸々もとお)

最終列車が過ぎ去ったあと、薄暗い駅舎で感じる強烈なノスタルジー。僕は一瞬にして時の旅人になった。“夜光列車”は、夜景フォトグラファーとしての活動に新しい息吹をもたらした。(丸田あつし)

以降、前書きより〜

大人になり、夜景評論家としての活動も今年で20周年。偶然ながら、著書の数も本書で40冊という節目を迎えた。サラリーマンを辞めて独立した10年前からは全国各地を行脚。各地の夜景を発掘し、PRする仕事に変化していたが、転機は、新聞連載の「東海道夜景五十三次」。それまで目映い光ばかりを追い続けていたはずが、次第に宿場の闇に迫る旅路となった。夜景とは「夜のけはい」であり、光量の多さ、少なさは関係ない。逆に闇と向かい合うほどに、夜景の奥深さ、闇がもたらす想像力に魅了されてしまったのだ。そう、前述したような、過去へ意識を連れ戻すような夜景の力。そうした力のおかげで、遠い過去の記憶となっていた電車好きも蘇ってきた。夜景と電車。その競演をぜひ実現したい。その思いの結晶が、本書「夜光列車」である。
 薄暗い町を走る一本の光。過ぎ去る車窓の光。静寂に満ちた駅舎…。決して光量の多い夜景ではないが、なぜか心に染みる情感に満ち溢れている。優しく、はかなげで、愛らしい「夜光列車」の世界。語呂の良さで列車としているものの、あえて電車として眺めて欲しい一冊である。

大型本: 96ページ
定価2,400円(本体2,286円+税)
出版社: 光村推古書院 (2012/12/28)
ISBN-10: 4838104782
ISBN-13: 978-4838104789
発売日: 2012/12/28