総論
●『夜景観光学』(略称:夜景学)
『夜景観光学』では、以下のような『夜景学』の定義や、夜景そのものの意味を具体的に定義する他、「夜景を見る」「夜景を楽しむ」「夜景を訴求する」「夜景を使う」等、様々な視点から総合的に「夜景」または「夜景鑑賞」を捉えたもので、既存の科学や、既存科学の枠組みを超えたアプローチによって各論を総合的に整理したものです。
これらは、夜景評論家が世界で初めて提唱する、夜景そのものや夜景鑑賞を対象にした、全く新しい学問なのです。
注)なお、本サイトでは、膨大な『夜景学』のごく一部を御紹介。
また同時に、これら『夜景学』をベースとして生み出された様々な表現および活動を参考例として掲載しています。
夜景学の定義
『夜景学』は人々の夜景を眺める行為、行動に起因する社会現象が対象であり、この点で「観光学」と類似しているが、『夜景学』は「観光学」の一部であるという観点からスタートしつつも、さらに総合的に「夜景」と「観光」の関係性を探究する学問=『総合夜景学』(略称:夜景学)です。『夜景学』の範囲においては以下(図解)を参照してください。
夜景の定義
=言葉の定義として、「夜間景観」の略称と捉え、夜に鑑賞できうる景観の総べてを「夜景」と位置付けています。また、夜景を眺める行動全てを「夜景鑑賞」としています。なお、「鑑賞」の定義は以下の通りです。
鑑賞の定義
『夜景学』においては、夜景評論家としてのスタート時期(1992年)より、「観賞→鑑賞」として全て表現しています。これは「夜景を鑑賞しうる美術作品的価値」として考えているため、美術鑑賞の鑑賞と同意語としています。
夜景学の範囲
『夜景学』においては、夜景評論家としてのスタート時期(1992年)より、「観賞→鑑賞」として全て表現しています。これは「夜景を鑑賞しうる美術作品的価値」として考えているため、美術鑑賞の鑑賞と同意語としています。
『夜景学』には大きくふたつの考え方があります。
- [1]「夜景」または「夜景鑑賞」に対して、既存の科学からアプローチ
- 経済学は社会的生活の経済的側面について述べられている学問ですが、この経済学的視点を応用し、「夜景経済学」として成立しています。例えば、夜景を鑑賞するための人々の経済的視点、マーケット、夜景を資源とした民間施設の経済的側面を探究する学問は、「夜景経済学」です。
- [2] 既存科学の枠組みを超えて、「夜景」または「夜景鑑賞」にアプローチ
- 「夜景」または「夜景鑑賞」特有の現象を説明するために、「夜景学」の固有の枠組みを設定し、その中から「夜景」及び「夜景鑑賞」特有の法則性を導き出す仕方と言えます。
例えば、夜景を鑑賞しようとする行動を枠組みとした場合、その背景にある夜景鑑賞動機、動機を実現化するための資源、交通、サービス、情報といった分野の理解が必要となり、これらが「夜景資源論」「夜景交通論」「夜景サービス論」「夜景メディア論」等です。
- 夜景行動論
- 夜景資源論
└夜景評価論 - 夜景景観論
└夜景体系論
└ライトアップ論 - 夜景情報論
└夜景メディア論 - 夜景宿泊論
- 夜景交通論
- 夜景行政論
- 夜景サービス論
└夜景エンタ
テイメント論
[1]第I類は既存科学の枠組みの中で「夜景」と鑑賞行為を含むその周辺を説明しようとするのに対し、[2]第II類のアプローチは[1]の成果を吸収しながらも、『夜景学』を体系的に構築する役割である。[2]は『夜景学』を総合的に理解したり、現実的な問題解決に貢献する等、実際的な重要性を抱いています。ただし、[2]に属する学問から派生した考え方(例:癒しの夜景学等)は、[2]に近い役割を持っています。
紹介リンク
『夜景学』の表現の場の一例をご紹介します。
- ○照明学会寄稿
- ○上記関係、講演会
- ○世田谷区招聘講演会
- ○東急セミナー講座・BE/渋谷校(キャリア・趣味)
- ○池袋コミュニティカレッジ講座